開発者体験を高めることで、ミッションの実現に貢献する
Web開発エンジニア
2021年4月入社
早稲田大学 政治経済学部卒
PROFILE

大学時代、いくつかのWeb開発会社でのインターンを通してプログラミングを習得したのち、学生アルバイトとして2019年にオープンワークに入社。2年間のアルバイトを経てプロダクトやサービスに対する考え方に共感し、あらためて新卒として選考を受ける。現在はWeb開発エンジニアとして業務にあたるとともに開発者体験向上にも力を入れている。

使用している主な言語・技術
PHP, Symfony, JavaScript, TypeScript, Vue.js

プログラミングに夢中になった学生時代

元々プログラミングに興味があったわけではなく、大学時代に「AIが将棋の名人を破った」というニュースを見て、その時にプログラミングという概念を知りました。AIに限らず、そのような高度なものが人の手で作られていることを知って衝撃を受け「自分でも何かを作ってみたい」という気持ちに駆られました。でも、どこから何を始めたらいいかわからない。思い切って、インターンを募集していたWeb開発系の会社に申し込んで、知識は無いけどやってみたい!と熱意を伝えて採用してもらいました。それがプログラミングやWeb技術に触れ始めたきっかけです。

毎日新しい知識を学べる日々はとても面白く、Web開発技術はもちろん、色んなソフトウェア技術の広大さと奥深さを知り、どんどんプログラミングに夢中になっていきました。そこまで興味が無かった大学の勉強も、プログラミングやソフトウェアと関連が強い計量経済学や統計学を学ぶことで自然に楽しいと思えるようになるほどでした。

とにかく技術と知識を身につけ、経験を積んだ1年半。今度は「学ばせてもらう」ではなく「働いて役に立てる」場所に身を置きたくてアルバイト先を探していたところ、大学の先輩が就活で使っていたOpenWorkを思い出しました。実際に使ってみて、UXの良さや情報の質の高さを実感していましたし、誠実な情報によって仕事選びの意思決定を支援し、働きがいをもって働く人を増やしたい、という想いが伝わるプロダクトだと感じていました。多くの人が利用するサービスの開発に携わることで自分自身のエンジニアとしての成長にも繋がると思い、学生アルバイトに応募したんです。

アルバイトから正社員へ、2年間の経験からさらなる成長を目指して

Web開発エンジニアの写真

オープンワークでのアルバイトはとても刺激的でした。入社前にプロダクトから感じていた誠実さは、機能の仕様検討やデザイン提案を行う社内メンバーやメンターの姿にも表れていました。何より、これまでと比較にならないほど多くの人に、自分が携わった機能が届くことの感動、楽しさ、そして緊張感もありましたね。リリースした内容に想定外のバグがあり、エラーが発生した際は1週間落ち込み、多くの人に影響を与える開発に対する怖さも体感しました。

より整理された環境で、より安心して開発を進められないか。変更における不安が少ないアプリケーションを作っていくにはどうすれは良いのか。そういったことを考えるようになり、リファクタリングや開発ツールの改善に興味を持ち始めました。そういう視点で開発を進める中で、少しずつではありますが課題を見つけられるようになり、メンターやエンジニアのメンバーに相談したり、勉強会に参加するようになりました。

オープンワークのエンジニアには、古いやり方を見直して、改善していくことに積極的な人が多いんです。組織もとてもフラットで、マネージャーでもアルバイトでも、立場に関係なく意見を言えて、みんなで支援する風土がありました。そういった環境で、自分から提案をして、設計やツールの改善を行っていけるのはとても楽しかったです。

アルバイトとして2年間働き、そこから見えた技術的な課題の面白さ。それらを解決していくことでさらに成長できると考えました。オープンワークのミッションへの共感も揺るがないものになっていたので、そのまま新卒として入社したいと試験と面接を受けました。

開発者体験の向上に全力で取り組みたい。オープンワークでやりたいこと

新卒入社後も引き続き、主にアプリケーションへの機能追加やバグの修正、パフォーマンス改善に携わっています。「働く」という意思決定に影響を与えるOpenWorkサイトをより使いやすいアプリケーションにしていく取り組みは、とてもチャレンジングで面白くやりがいがありますね。それに加えてもうひとつ、オープンワークで働く中で、自分がやりたいことを見つけたんです。

それは、「開発者体験」を高めていくこと。
開発者体験とは、開発者にとって働きやすく高速に開発できるようにする環境やシステムのことを指すことが多いですが、自分はそれに加えて、スキルを高め成長できる環境といった、エンジニアが働く上で体験するすべて、エンジニアの働きがいに関わるすべての要素のことだと捉えています。一見、エンジニアへのメリットばかりのようにも見えますが、開発者体験の向上は、スピーディで安全なアプリケーション開発につながり、より優れた機能をいち早くOpenWorkユーザーに提供できるようになったり、そういったユーザー体験の向上によって、オープンワークが掲げる「ひとりひとりが輝く、ジョブマーケットを創る。」というミッション実現を加速させられるものだと考えています。

そのため、メイン業務のほかにも、リファクタリングや社内の開発者用ツール、CIの改善にも意欲的に関わるようにしています。開発者体験の向上に向けた取り組みも様々あり、今自分が携わっているのはリファクタリングによるソースコードの整頓、CIの機能拡充、静的解析ツールなどの導入や機能改善、社内開発者用ツールの開発、知識を共有する勉強会や輪読会の開催といったものになります。オープンワークでは、新入社員であってもツールの改善や勉強会の開催を提案することが歓迎され、多くのエンジニアメンバーがフィードバックをしてくれたり、サポートをしてくれるので、すごくやりがいがあります。

オープンでフラットなエンジニア組織の背景にあるAction Style

Web開発エンジニアの写真

就活をしていた頃、どんな風に働きたいのか、技術者として何がしたいのかと悩んだり迷うこともありましたが、オープンワークでの日々は刺激的で楽しく、後悔なく働いています。エンジニア組織をひと言で言うなら「オープンでフラットで自由」、この風土を醸成しているのは、エンジニア一人ひとりの人柄や意識もあると思いますが、オープンワークのAction Styleも大きく影響していると感じています。

Action Styleは、オープンワークが働く上で大事にしている4つの価値で、評価とも結びついている行動指針のようなものです。職種や等級によってそれぞれ捉え方は異なってきますが、自分自身はこう考え、意識して行動するようにしています。

Act for All
⾃分⼀⼈や小さいチームだけではなく社内全体を⾒据えて行動する
Be Honest
⾃分の利益だけを追求せず、社内のメンバーや OpenWork のユーザーに対して誠実な⾏動をする
Create the Next
既存の⽅法に縛られず、より良い⽅法を模索し続ける
Direct Yourself
⾃分ならではの働きがいを持って働く、何よりもまず⾃分⾃⾝が働きがいをもって働く

行動指針をただ決めるだけではなく、自分ゴトとして解釈し、実際に取った行動が評価として自分に返ってくる、オープンワークのフラットな風土をより強くしている理由だと思っています。

今は開発者体験の向上を「Direct Yourself」に置いて取り組んでいますが、まだまだスキルも知識も足りていない。社内のコードベースの設計改善に必要なソフトウェア設計のスキル、バックエンド、フロントエンド、インフラなどの個別技術分野の知識…、とにかく社内外で積極的に学んで、ミッション実現に貢献できるようになっていきたいです。